shonblog’s diary

日々感じたこと。日記。思想。精神。宗教。自然と人。人間の構造をわかりにくい文章で探求していきます。

動画制作は彫刻に似ている

 今年の4月にYouTubeチャンネルを開設し、日々動画編集に勤しんでいる。もともとパソコンを使うのには慣れていたが、動画編集がここまで大変な作業だとは思わなかった。1本の動画を作るのに初めは1週間くらいかかった。今でも3日ほどはかかっている。映像を作るというのは、クリエイティブでなにかかっこよさそうというイメージがあったが、実際は、地味な作業がメインになってくる。それでも、カット工程一つとってみても、10人にやらせれば、10通りの映像ができあがるわけだ。どの部位をカットし、残すかというセンスが1秒単位で変わってくるからだ。映像の面白さはそういったところにあるのかもしれない。イメージとしては、彫刻に似ている。無駄な部分を削って削って、望む形に近づけていく。常にぼんやりとした完成像が頭の中に浮かんでいて、現実とのギャップを埋めていくという感覚に近い。一度このモードに入ると、止まらない。あまり意識せずともどんどん手が動く。その最中はとても楽しいという感覚がある。あ〜何か創るってんなぁって感じで。芸術的な人というのは、こう言うとなにか特別な人を指しているが、つまり”何かをやろう”という人は、この彫刻の作業をしてる状態に近いのかもしれない。何かぼんやりとした答えみたいなものが胸のうちにあって、それを形にしたい。形にぜざるをえない。止められない。みたいな。だから自分自身を出発点にしていれば誰もが彫刻家であり、誰もが芸術家であると思う。自分を芸術家だと言いたいわけではないが笑