shonblog’s diary

日々感じたこと。日記。思想。精神。宗教。自然と人。人間の構造をわかりにくい文章で探求していきます。

泳ぎだしたほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。

 2021年が始まった。年の初めは、目標や抱負をたてる人も多いだろう。僕も去年まではそうしていた。しかし、すぐに忘れてしまう。なんせ、昨夜のご飯のメニューも思い出せない始末なのだから当然だろう。だから今年に関しては、特別な目標などは掲げないことにした。

 強いて言えば、"ひたすら前進"あるのみ。去年は仕事を辞めたこともあって、立ち止まる時間がとても長かったように思う。そのおかげで、色んなことに気付くことができたし、会社員をやっていたらできなかったようなこともできたというメリットはあった。

 ボブ・ディランの歌詞の中にこのような一節がある。「泳ぎだしたほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。」

 まさに去年はこういった感覚を味わった年でもあった。人は何もしないと麻痺して、何もできなくなってしまう。一歩前に足を進めることによって新たな景色を発見するものだろう。

 この情報化社会にあっては、スマホを覗けば新たな景色は無限に広がっている。我々の外側の世界は昔に比べ情報で溢れかえっている。しかし、思うことがある。

いくら外側の情報に目を向けても世界は広がらない。そこに内側の世界を覗く目を持っていなければ。外側の情報は断片的でそれ自体に意味はない。内側にこそ真の世界が広がっている。

様々な化学反応が起こるオアシスである。そこにこそ視点を向けなければならない。まだ発見されていないアイデアが広がっている。今年はひたすらにそこに目を向けていこう。