shonblog’s diary

日々感じたこと。日記。思想。精神。宗教。自然と人。人間の構造をわかりにくい文章で探求していきます。

ある時突然、光は差し込んでくるものなのさ

 飛行機の上から僕たちが暮らしている土地を見ると、普段の人間の悩みなんてどれだけくだらないものなのかを思い知らせれるね。我々はどんな理由から今みたいな世の定めや世の体制やシステムの下で息苦しい生活をおくっているのだろうか。まったく、一つのものが頭の中へ入ってくれば、それしか見えなくなるというのが、人間の特性らしい。

 今こうして、飛行機の中から外の景色を見ている。そして毎回気づくことがある。”太陽の光は雲をも照らしている”ということを。これは人間も例外ではないと思うよ。人間は”それはある”と言いはるけどね! そして、その雲で覆われている間はいつでもどこを見渡しても薄暗く、光の世界から締め出され、洞穴の奥で身動きがとれないあり様さ。彼には光を見る発想すらないのさ。しかしね、ある時突然、光は差し込んでくるものなのさ。なぜなら、その洞穴にだって絶えず光が照らされているんだから。勘違いしてはいけなのは、偶然ではなく必然的だということ。偶然なんてありえない。アインシュタインが言ったように、「神はサイコロを振らない」 天才とは、雲の上から差し込む光を理解していることだよ。

                                                                                                                                       15.09.15